レビュー:
『カリ城ファン必携かも』
今のコスプレのハシリ的なファンクラブの情報(あくまで当時)もあって
興味深いです。
宮崎と大塚の対談記事、設定画集、シナリオと絵コンテなど、
本作に関する情報満載です。
封切時に、中学1年生だった私も新宿の映画館で爆笑しながら、
西欧の幻想的で古代・中世からの地縁・血縁に彩られた舞台に
酔いしれながら、見ましたが、後になって興行的には不入りだった
聞いて意外でした。こんなに面白いのに何故?と。
宮崎駿はこんな不遇時代をくぐり抜けてきたから、
今、親子揃って好き勝手な映画を撮って大もうけが
出来る身分になれたんだなーと感慨に浸れるかも。