レビュー:
『5人の出会いを1時間半では難しい、だからこそこれは評価できる』
ルパン、次元、五右衛門、不二子、銭形の出会いの物語。
序盤から中盤にかけては、クールでじわじわと話が動くが、
終盤になってくると、5人の絡み合いが複雑になってきて詰め込みすぎの印象。
しかし初顔合わせの新鮮さが、今回の作品の味として良い方に出ている。
ラストのオチは賛否両論ありそうだが、ラストカットはセンスがある。
個人的にはあれらは真実であろうと思うが、「どこまでが?」っと思わせる作品であり、
それが怪盗ルパン三世を観たという余韻も残す。
洒落たラストで締めくくる良作ルパン。