レビュー:
『姉様のことずっと考えていられるなら、永遠だって欲しかった…』
今更ですがこの作品は大好きです。
音楽、シナリオ、グラフィック、どれをとっても一級品。
アリスの館4・5・6のオマケゲームの一つだったとは今なお信じられないです。
going_onというアレンジが三段階あるBGMは鳥肌モノのカッコ良さ!
このリニューアル版パッケージのイラストの奏子がまた素晴らしく可愛いし、
姉様は妖艶で美しい。
奏子の初音姉様に対する健気さ、弱さ。初音は初音で何処か日本人的な弱さを持つ妖怪だし。
これは心の弱い人達を肯定した物語であると私は思っています。
受け入れられるかどうかは人を選ぶかもしれません。
ですが私はこの作品をプレイして何度「ああ、自分も奏子になりたい!」と思ったことか分かりません。