レビュー：
『カメラワークの良さは非常に印象的』
のっけから、すごい切り込み口で展開はどうなっていくのだろう？とすごく関心を持って飽きの来ない流れでした。
シーンの継ぎ合わせが、結構記憶を辿るかのように先が読めなく、一体何処で接点を結ばれるのかがとても面白かったですね。特に、アクションのシーンでは視点の切り替えがすごく早く、まるでボーンの側にくっついている気分がなんともいえないストーリー性を出しているところがいいですね。とにかく、走る走る走るの連続。休む暇がないですね。
ロンドンでの追撃シーンも、テロの事件の雰囲気そのままでＣＣＴＶのカメラで監視もとてもリアリティがあってよかったです。
マット・デイモンはあまり表情が硬い感じで、必要以上の言葉を使わないところがますますシリアスなスパイ映画にはもってこいですね。