レビュー:
『鋭いところに切り込んだ社会派サスペンス』
相棒?劇場版?はTVの相棒も結構社会派サスペンスだと思いますがきっちり劇場版サイズにスケールアップした結構鋭いところにまで切り込んだ社会派サスペンスですね。日常起こる様々な事件の遺族達の消えることのない悲しみや怒りやその事件を風化してしまう傾向のある私達への警鍾のメッセージが描かれていると思います。右京さんと薫の絶妙なコンビネーション、捜査一課の三人、米沢さん、美和子、たまき、大河内(お約束の錠剤を噛み砕くところから始まり少し何を考えているのか解らない男)、小野田などおなじみのメンバーや武藤弁護士、鹿手袋、片山雛子、瀬戸内、ヒロコママ、陣川などサブメンバー陣の熱演も見逃せません。寺脇康文の地球ゴージャスの相棒岸谷五郎が一瞬映ったときは少し笑えました。映画の内容としては感動するところもあり、ハラハラドキドキするところもありとても面白かったです。