マクロスF(フロンティア) 6 (Blu-ray Disc)

レビュー:
『謎、また謎、のエピソード』
とにかく謎がちりばめられています。特にランカに秘められた力を得ようという何者かが具体的に動き出し、ランカ自身もアルトを含む周りの人間たちも大きな戸惑いを持ち始める巻です。

「マザーズ・ララバイ」の回はバジュラ群とマクロスフロンティア船団が全面衝突、激しい戦闘になります。映像が凄まじいクォリティなのは健在。戦力は互角で戦いも熾烈を極め、ピクシー小隊(クラン率いるクアドラン・レアの隊)の一人は戦死し、船団の被害は船団内の環境を狂わせるほど。しかしランカが母親の幻影を見て歌う歌で戦況が一変。一体何故なのか。

「ロスト・ピース」では、陰謀を持つ者たちの姿無き会話で、シェリルがフロンティアに来たとき(つまり第一話)から、ある作戦が始まっていたことが明かされます。そして新しいコマが選び出され、用済みのコマは捨てられることに。何かが確実に動き始めます。

「ランカ・アタック」はタイトル通りミンメイ・アタックのごとくランカの歌で敵をかく乱させる実験がなされます。新しい対バジュラ攻撃手段の獲得に大統領他、お偉方や同時に陰謀持つ者も喜びますが、ランカはもちろんアルトもオズマも疑問と戸惑いを持ちます。しかし密かに一番ショックを受けるのはそれまで頂点にいた歌姫。それを示すのはエンディング曲でしょうか。

コミカルなシーンは控えめだと思います(ないことはないですが…)。少し詰め込みすぎな気はしますが、これから段々明かされていく秘密がこの巻でしっかり、ハッキリと示されます。登場人物たちの心の葛藤・戦いをきちんと見届けるべきエピソード群だと思います。

詳細:マクロスF(フロンティア) 6 (Blu-ray Disc)
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