レビュー:
『なんでも何周年記念で販売するマンネリ』
ブルースリーフアンなら、このDVD-BOXに入っている作品は全部持っているのではないかと思われる。それどころか、「死亡的遊戯」や、「グリーンホーネット」などのDVDも持っているはずだ。
あくまで個人的な意見なのだが、言語に日本語を入れてもいいのではないのだろうか。映画館でも日本語吹き替え版の公開が当たり前になっている時代なのである。すでに、「燃えよドラゴン」のDVDとBlu-rayには、日本語吹き替えが入っているが。
又、ブルースリー作品は国によって言語はもとより、BGMが異なる。私は小学低学年の頃に、テレビで放送されたものに凄い感化されているので、せっかく日本で企画されたものであれば、日本でテレビ放送されたフィルムをリマスターしてDVD化して欲しかった。
日本でテレビ放送された「ドラゴン怒りの鉄拳」や「ドラゴンへの道」、「死亡の塔」はBGMなどが巧く使われており、かっこいいのだ。又、「ドラゴン危機一髪」は本来、所謂、怪鳥音がなかったわけだが、国内で放送されたのはブルースは見事に吠えていた。
皮肉な言い方になるかもしれないが、寄せ集めの作品を売るよりも、日本には日本にあったバージョンを気を利かして販売してもいいと思う。
私は未だにブルースリーのフアンであり、生き方さえ教えられている。そんな師の作品に文句をつけるようで申し訳なさが心ならずともある。★三つは実に酷だが、私なりのブルースフアン故の願いでもある。